小型水槽で海水魚飼育をはじめてみませんか?
カテゴリー: 日記
JUNスタッフの小西です。
今日は、「小型水槽での海水魚飼育」をテーマにお話を進めます。
海水魚というと、どうしても飼育が難しいというイメージが拭えません。
事実、あの広いフィールドで生活している生き物を水槽という狭い空間に閉じ込めて
飼育するということが容易でないことは紛れもない事実です。
特に海水魚の生態的特性からしても水槽という閉ざされた少容量の水質環境で健康に
育成することは簡単なことではありません。
ましてや、今日のテーマ「小型水槽での飼育」となると更にハードルが上ります。
ただ、決して不可能なことではありません。
いくつかの約束事を守れば小型水槽での海水魚の飼育は可能です。
海水魚の細かい飼育理論については、専門書や様々な関連ホームページが存在しますので、それらにお任せするとして、大切な事は、ろ過能力と水容量に見合った収容匹数と丈夫な
魚種を選定して、少しだけこまめに面倒を見てあげるという事です。
大きなオーバーフロー水槽に殺菌灯やプロテインスキマー・クーラーを設備すれば比較的
容易に様々な海水魚やサンゴを楽しむことは可能ですが、それなりのお金と場所が必要で誰にでもすぐに実現できることではありません。
それでも色とりどりの熱帯性海水魚たちは、お部屋に南国の雰囲気をもたらせてくれます。
近年、海水魚の人工繁殖の技術もかなり向上し、ブリードもののカクレクマノミは丈夫で飼いやすく、価格も手頃です。
当社では、小型水槽で少しでも多くの方に海水魚飼育を楽しんで頂きたいと考え、ろ過容量に重点を置いた幾つかの水槽を提案させて頂いております。(製品の詳細は、各製品情報をご参照ください。
クリアガラス250H背面ろ過システム
(他社製ですが小型プロテインスキマーを併用することで水質管理が向上します。)
アクアキュート220
(濾過槽部に小型スキマーの設置が可能です)
アクアキュート600
先ほど、少しだけこまめに面倒をみてあげると書きましたが、水換えもその一つです。
小型水槽での海水魚飼育の大きなポイントが、いかに水質を維持していくかです。
小型水槽での水換えのポイントは、汚れたから一気に全換水ではなく、「こまめに少しずつ」が魚にもダメージを与えません。水質の急変は魚に大きなダメージを与えます。
「ミネラル海水の素」は、2リットルのペットボトルがあれば、比重合わせをすることなく
誰にでも簡単に2リットルの海水を作ることが可能です。
「少しだけ抜いて、少しだけ足す」小型水槽での水換えの基本です。
また、餌付きの良い「クリルグラニュールマリン」の給餌も合わせてお勧めします。
製品情報欄に実際の餌付け状況の動画が掲載されています。
「お部屋に海を連れてきて楽しむ」チャレンジしてみませんか?
14 2月 2014